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2024年6月兵庫県支部総会

お知らせ
一般社団法人 日本新聞販売協会 近畿

兵庫県支部総会(内間良仁支部長)は6月18日、姫路市の「ザ・ロイヤルクラシック姫路」で開催されました。会員に、日販協近畿執行部から真辺譲司専務理事(毎日)、二宮泰彦監事(神戸)、姫路折込連絡協議会から本田龍二氏(読宣WEST)ら41人が参加しました。

内間支部長は、前任の森山支部長の勇退により、副支部長として支部長代理を務めた経緯を報告、「配達スタッフの不足、読者の高齢化、無読者層の増加、折込収入の減少など難題が増加しています。こんな時代だからこそ、1店でも多くの販売店が生き残れるように知恵を出し合い、手を取り合って難局を乗り越えていきたいと思います」と述べました。また、姫路十日会の試読紙の取り組みは、販売店が手を取り合い協力した、無読対策として素晴らしい事案と評価、全国本部が挙げたすべ教の課題にも取り組むことを表明。そして「折込の手数料アップの要望なども上がってきている。各系統の理事とこの1年間、活動を進めていきたい」と協力を訴えました。
来賓の真辺専務理事は「北兵庫支部前支部長の米澤さんが、先日脳溢血で急逝されました。労務難の中、所長の負担はあまりにも大きく、このままでは若い所長はやっていけない、と話されていたそうです。小規模経営者は「店舗付き労働者」と称され、自ら労働に従事し、人手不足は自分でカバーするしかない。執行部としても、休刊日の増設は最優先課題だと考えています。従業員の賃金を上げるにも圧倒的に原資が足りません。共配、共集、合売化など発行本社との交渉も必要です。成果を獲得できるよう取り組み、経営難でひとりも辞めることのない業界をめざしていきたい」と話しました。
折込連絡協議会の本田氏は折込広告の現状に関し、「2023年は前年比95%と厳しい結果でした。昨年5月からコロナは5類に移行しましたが、消費者の購買意欲は低く、折込を控える状況になっています。折込各社は流通関係をはじめ折込の来店効果を訴えて営業に回っています。1枚でも多くお店に折込をお届けできるよう努力していきます」と挨拶されました。

挨拶する内間支部長

挨拶する真辺専務理事

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